2006-11-28 第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
ちょっと余談になりますが、一流の記者がいる国は一流の国だと、そう言われていますので、この辺もマスメディアにもちょっとお願いをしていかなければなりませんが、昨日もたまたまくしくも自民党の岡田委員がおっしゃっておられましたように、最近、精神科医の高橋祥友氏によりますと、非常に我が国の報道が諸外国の、特に欧米のマスメディアとちょっと質が異なるということを大変明確に書いてくれております。
ちょっと余談になりますが、一流の記者がいる国は一流の国だと、そう言われていますので、この辺もマスメディアにもちょっとお願いをしていかなければなりませんが、昨日もたまたまくしくも自民党の岡田委員がおっしゃっておられましたように、最近、精神科医の高橋祥友氏によりますと、非常に我が国の報道が諸外国の、特に欧米のマスメディアとちょっと質が異なるということを大変明確に書いてくれております。
高橋祥友という精神科医、自殺研究の専門家の方でありますけれども、群発地震ではなくて「群発自殺」という大変ショッキングなタイトルでありますけれども、この本によりますと、日本の青少年の自殺はかつて一九六〇年代ぐらいまでは世界一、二を争う高率であったと。少し減ってきてはおるようでありますが、しかし時折ぽんとこう跳ね上がる年があるわけでございます。
本委員会は、去る二月二十四日、自殺予防対策に関する集中審議を行い、この問題について、防衛医科大学教授高橋祥友君、産業医科大学教授中村純君、秋田大学教授本橋豊君を参考人として招致し、意見を聴取するなど、自殺問題に関する実情の調査と必要な対策の樹立に向けて精力的に取り組んでまいりました。
○参考人(高橋祥友君) お答えします。 今のお話に関して、統合失調症に関してはかなり問題が多いと思います。また、自殺に関しては大変問題の報道の仕方はあると思います。例えば、先ほど言いましたように、自殺は非常に複合的な原因で起きるにもかかわらず、たった一つの原因で自殺を説明しようとする。また、手段を極めて詳細に報道する。
○参考人(高橋祥友君) 今の中村先生の御意見に付け加えることは余りないんですけれども、例えば私たちが見聞きしている点では、裁量労働であっても、例えばコンピューターのシステムエンジニアなどで一つのプロジェクトが終わったら強制的に何か月間か休ませるとか、そういうような方法を使ったり、幾つかいろいろな工夫が出てきていると思うんですね。
社会保障及び労働問題等に関する調査のため、本日の委員会に参考人として防衛医科大学校防衛医学研究センター教授高橋祥友君、産業医科大学精神医学教室教授中村純君及び秋田大学医学部教授本橋豊君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕